海外旅行 クレジットカード 海外旅行傷害保険

海外旅行先でのハプニングを見越して、多くの方は海外旅行保険に入ると思いますが、クレジットカードに海外旅行保険が付帯していることはご存じでしょうか。

一口に”付帯”といっても、自動的に適用される「自動付帯」と海外旅行の費用(飛行機代やホテル代、ツアー代金など)をクレジットカード決済した場合に適用される「利用付帯」があります。付帯条件は意外と見落としがちのため、旅行の計画と共に確認が必要です。

この記事では海外旅行保険が自動・利用付帯のおすすめのクレジットカード補償内容などを解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

海外旅行保険付帯のおすすめのクレジットカード

クレジットカードには海外旅行保険だけでなく、旅行をする上で役立つ様々なサービスが付帯しています。

ここでは、それらをおすすめポイントとしてご紹介しています。

付帯条件補償期間の長さについても記載しているのでチェックしてみてください。

楽天カード

おすすめポイント
海外アシスタントサービスで緊急医療をサポート
ハワイラウンジが無料で利用可能
海外でのカード紛失・盗難トラブルにも対応※1
年会費 基本
還元率
ブランド 申し込み
年齢
付帯条件
無料 1.00% Mastercard/Visa/JCB/American Express 18歳以上 利用付帯

※1 緊急カードサービス(渡航中のみ利用可能なカードを臨時で発行・手配)などが無料で利用できる。

街中でも使う機会の多い楽天カード。ポイントも貯まりやすく、普段からよく利用している方が多いと思います。

保険の種類と保険金額
傷害死亡・後遺障害 2,000万円
傷害治療費用 200万円
疾病治療費用 200万円
個人賠償責任 2,000万円
携行品損害
(免責金額 3千円)
200万円
救援者費用 20万円

メモ

  • プレミアムカードなら海外旅行傷害保険が自動付帯

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

おすすめポイント
出国後のカード決済も海外旅行傷害保険の対象
空港ラウンジが無料・24時間日本語サポート
キャンセル費用も補償(年間最高10万円まで)
年会費 基本
還元率
ブランド 申し込み
年齢
利用条件
無料 1.20% VISA
JCB
Mastercard
18歳以上 利用付帯
保険の種類と保険金額 ※2021年2月28日まで
傷害死亡・後遺障害 1億円
傷害治療費用 300万円
疾病治療費用 300万円
賠償責任 4,000万
携行品損害 50万円
救援者費用 400万円

イオンゴールドカード

おすすめポイント
最高支払限度額5,000万円
空港ラウンジサービスが無料で利用可能
ショッピングセーフティ保険で買い物も安心※1
年会費 基本
還元率
ブランド 申し込み
年齢
利用条件 補償期間
無料 0.50% VISA
JCB
Mastercard
-  利用付帯 最長30日

※1 イオンゴールドカードで購入した商品が破損・盗難などのトラブルにあった場合、国内外問わず補償される保険

保険の種類と保険金額
傷害死亡・後遺障害 5,000万円(最高額)
傷害治療費用 300万円(1事故の限度額)
疾病治療費用 300万円(1疾病の限度額)
賠償責任 3,000万円(1事故の限度額)
携行品損害 30万円(年間限度額)
救援者費用 200万円(年度限度額)

ucsゴールドカード

おすすめポイント
全国28の空港ラウンジサービスが無料で使える
旅行代金の2~8%割引など優待特典あり※1
H.I.S.の海外パックツアーが最大3%オフ※2
年会費 基本
還元率
ブランド 申し込み
年齢
利用条件 補償期間
初年度無料 0.50% VISA
JCB
Mastercard
30歳以上 自動付帯  3か月間

※1 シティツアーズUCS予約センターからの予約が条件。

※2 H.I.S.ベネフィットセクションへの予約・UCSカード払いが条件。その他の適用条件はHPで確認が必要です。

保険の種類と保険金額
傷害死亡・後遺障害 5,000万円
傷害治療費用 200万円
疾病治療費用 200万円
個人賠償責任 2,000万円
携行品損害
(免責金額 3千円)
50万円
救援者費用 200万円

エポスゴールドカード

おすすめポイント
国内外の空港ラウンジが無料で利用可能
緊急医療アシスタントサービスで24時間サポート
海外Wi-Fiレンタルの優待あり
年会費 基本
還元率
ブランド 申し込み
年齢
利用条件 補償期間
※通常5千円
(条件により永年無料)
0.50%~1.25% VISA 20歳以上(学生を除く)  自動付帯 最高90日間
保険の種類と保険金額
傷害死亡・後遺障害 最高500万円
傷害治療費用 200万円(1事故の限度額)
疾病治療費用 270万円(1疾病の限度額)
賠償責任(免責無し) 2,000万円(1事故の限度額)
携行品損害
(免責金額 3千円)
100万円(1旅行・保険期間中の限度額)
救援者費用 20万円(1旅行・保険期間中の限度額)

オリコカード

おすすめポイント
オリコパッケージツアー割引サービスでお得に旅行
トラブル時に24時間電話対応可能
会員特別価格で手荷物宅配サービスが使える
年会費 基本
還元率
ブランド 申し込み
年齢
利用条件 補償期間
初年度無料(web申込) 1.20% VISA
JCB
Mastercard
18歳以上 自動付帯 最長90日
保険の種類と保険金額
傷害死亡・後遺障害 2,000万円
傷害治療費用 200万円
疾病治療費用 200万円
賠償責任 2,000万円
携行品損害
(免責金額 3千円)
20万円
救援者費用 200万円

メモ

  • 年会費は次年度から1,375円(税込)

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス®・カード

おすすめポイント
手荷物無料宅配サービス
空港でコートお預かりサービスご優待
海外用WiFiレンタルサービス
年会費 基本
還元率
ブランド 申し込み
年齢
利用条件 補償期間
無料(26歳まで) 0.50% AMEX 18歳以上(高校生を除く) 自動付帯  最高90日
保険の種類と保険金額
傷害死亡・後遺障害 3,000万円
傷害治療費用 300万円
疾病治療費用 300万円
個人賠償責任 3,000万円
携行品損害
(免責金額 3千円)
30万円
救援者費用 200万円


クレジットカード付帯の海外旅行保険の選び方

複数のクレジットカードを持っている方は、どれを使うか迷うこともあると思います。ここでは、カード付帯の海外旅行保険の選び方を3つのポイントに分けて紹介しています。

POINT1 付帯条件の確認

冒頭で述べた通り、付帯条件は2種類あります。

自動付帯 自動的に保険が適用される
利用付帯 該当のクレジットカードで旅費を決済した場合に適用される

事前の申し込み無しで適用される自動付帯であれば手間も少なく便利です。

POINT2 補償内容・保険金の支払い限度額を確認

カードの種類やステータスによって補償内容は異なります。

年会費が無料もしくは低額な一般カードはステータスの高いクレジットカードと比べると補償内容が劣る部分がありますが、数日の海外旅行や短期出張であれば十分な場合が多いです。一方で、頻繁に海外出張や長期旅行に行く方は、補償内容が豊富で限度額が高額なステータスの高いクレジットカードがおすすめです。

海外へ行く頻度などを考慮して、自分に合ったクレジットカードを選びましょう。

POINT3 キャッシュレス対応が可能か

ケガや病気の程度によってはその場で治療費を払うことが難しい場合が多いです。そのため、その場で治療費を自己負担なしで保険会社が代わりに払ってくれるキャッシュレスサービスが利用できると安心感があります。

手持ちが無くても安心して治療を受けることができるキャッシュレス対応はかなり大事なサービスです。

海外旅行保険の補償内容

クレジットカード付帯の海外旅行保険の補償項目を紹介します。各項目で参考程度に実際の事例と支払われた保険金も記載しているので、チェックしてみてください。

基本的な補償項目
  • 傷害死亡
  • 後遺障害
  • 傷害治療費用・疾病治療費用
  • 賠償責任
  • 救援者費用
  • 携行品損害

傷害死亡

旅行先でのケガや病気で亡くなってしまった場合に補償されます。ケガを原因とする死亡の場合は傷害死亡保険金、病気を原因とする死亡の場合は疾病死亡保険金が支払われます。

後遺障害

旅行先のケガによって身体に障害が残ってしまった場合に補償され、傷害後遺障害保険金が支払われます。

後遺障害の程度に応じて支払われる保険金額の割合が変わります。

傷害治療費用・疾病治療費用

旅行中のケガの治療費用、病気の治療費用が補償されます。

賠償責任

旅行中に誤って他人の物を壊したり、他人にケガをさせて法律上の賠償責任を負ったりした場合に補償されます。

救援者費用

海外旅行先でケガや病気で入院して家族が現地に駆けつけた場合の費用が補償されます。

具体例
  • 現地までの航空運賃等交通費
  • ホテル等の宿泊費
  • 現地からの移送費用
  • 救援者の渡航手続費
  • 現地での交通費や通信費

携行品損害

旅行中に「被保険者が所有かつ携行する身の回り品」が盗難にあったり、事故などによって壊れたりした場合に補償されます。


海外旅行先での事故事例

どのような事故でいくらの保険金が支払われるか、イメージがつきにくいのではないかと思います。そこで、実際に海外旅行先で起きた事故とその際の保険金をご紹介します。

例1 アメリカ

日本と比べて医療費が高額なアメリカでの事故事例です。

事故詳細 支払われた保険金
ツアー中、バス車内で発作を起こし救急車で搬送。心不全と診断され15日間入院。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添いチャーター機で医療搬送。 3,588万円
留学中に精神的不安で食事が摂れなくなり受診。躁鬱病と診断され11日間入院。
304万円

例2 タイ

事故詳細 支払われた保険金
オートバイにはねられ搬送。頭蓋骨骨折・硬膜外血腫・鎖骨骨折と診断され28日間入院・手術。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添い医療搬送。 939万円
スピードボードに乗船中に転倒し、腰を強打。大腿骨頸部骨折と診断され8日間入院・手術。看護師が付き添い医療搬送。 327万円

出典元:https://www.sonysonpo.co.jp/travel/tcse001.html

補償内容に関するQ&A

実際にクレジットカード付帯の保険を利用する際、「一緒に行く友人にも適用されるの?」など気になる点があると思います。そこで、ここではQ&A形式で補償内容に関する疑問に答えています。

同伴者にも適用される?

カード会社によりますが、適用されます

同伴者が家族の場合、家族特約の補償”があれば、クレジットカードを所持していない家族(生計を共にする19歳未満のお子様)にも保険が適用されます。ただし、適用条件は各カード会社によって異なるため、確認が必要です。同伴者が友人(家族以外)の場合、友人も同じカード(もしくは紐づけられたカード)を所有していれば保険が適用される場合が多いです。

補償期間の延長は可能?

補償期間の延長はできません。どのカード会社でも1回の旅行につき、補償期間は大体最長3ヶ月に定められています。3ヶ月を超える滞在の場合は、任意の海外旅行保険に加入する必要があるでしょう。

補償期間の詳細

補償期間は住居を出発してから住居に帰着するまでの間で、かつ日本出国前日の午前0時から日本入国翌日の午後12時(24時)までの間です。ただし、日本出国から3ヶ月後の午後12時(24時)までを限度としています。

複数のクレジットカード付帯保険から保険金を受け取れる?

複数のクレジットカード付帯保険から同時に保険金を受け取ることは可能です。その場合補償内容によって保険金の支払い方法が異なります。死亡・後遺障害保険金を受け取る場合、最も高い保険金額を限度として、それぞれの保険会社から按分されて保険金が支払われます。つまり、保険金を合算して受け取ることはできません。

その他の保険金の場合は、それらの保険金額を合算した範囲内で実際の損害額を限度として、それぞれの保険から按分して保険金が支払われます。ただし、1回の事故について限度額がある場合は、この金額が上限となります。

飛行機が欠航・遅延した場合の補償はある?

飛行機の欠航や遅延などのトラブルの補償はあります。カードによっては特約として航空機の欠航、出発遅延、運休やその際の宿泊費、食事代を補償してくれる場合もあります。また、受託手荷物の遅延や紛失した際の補償が含まれていることもあります。

クレジットカードのステータスが高いほど補償内容は多様になるため、航空機関連のトラブルが補償対象になる可能性は高いです。

補償内容はクレジットカードのステータスによって異なる

クレジットカードは基本的に3つにランク付けされており、ステータスが高い順に「プラチナカード」「ゴールドカード」「一般カード」となっています。

ステータスの高いクレジットカードは、入会条件が厳しく年会費も高めに設定されているため、その分補償内容も手厚いです。

具体的な補償内容の違い
  • 補償限度額が高額、広範囲に適用される。(航空便が遅延・欠航した場合、荷物の到着が遅延・紛失した場合も補償対象になるなど)
  • 優待サービスが豊富。(旅先でのトラブル時に緊急アシスタンスサービスが受けられる・無料で利用できる空港ラウンジのバリエーションが増える・ホテルやレストランでの優待を受けることができるなど)

まとめ

海外では、気を付けていても思いもよらないアクシデントに見舞われることがあります。

緊急事態に備えるために、自分が持っているクレジットカードに付帯する保険内容をしっかり確認することが必要です。

・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等を提供する企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等の仕様等について何らかの保証をするものではありません。本記事で紹介しております商品・サービスの詳細につきましては、商品・サービスを提供している企業等へご確認くださいますようお願い申し上げます。
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