
ANAマイルを貯める上で欠かせないのが「ANAカード」です。ANAカードは、ANAが各カード会社と提携発行しているカードのこと。一般的なクレジットカードより効率的にマイルを貯められます。
しかし、一言にANAカードと言っても種類はさまざま。どのANAカードを選べばマイルがお得に貯まるか知りたいという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、陸マイラーにもおすすめの2020年おすすめANAカードを紹介します。気になるANAカードの還元率比較表もまとめています。
マイル初心者の方から本格的にANAカードを探している方まで、ぜひ参考にしてみてください。
初心者必見!ANAカード6つのメリット
まずは、ANAカードのメリットを確認していきましょう。マイル初心者の中には、ANAカードの特徴や利点をよく理解できていない方も多いかと思います。
ANAカードのメリットを知っていれば、より賢く効率的にマイルを貯められます。ぜひ確認してみてください。
メリット1 毎年の継続時にマイルがもらえる
ANAカードは、毎年のカード継続時に1000マイル以上を獲得できます。カード保有のみでマイルを獲得できるのは大きな魅力。もらえるマイルは発行するANAカードによって違うので、しっかり確認しておきましょう。
- 一般カード:1000
- ゴールド:2000
- プレミアム:10000
メリット2 搭乗ごとにボーナスマイルがもらえる
ANAカードを使ってANA便に搭乗すると、搭乗で得られるマイルが10〜50%上乗せされます。搭乗の機会が多い人ほど早くたくさんのマイルが貯まります。
- 一般:区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×10%
- ゴールド:区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×25%
- プレミアム:区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×50%
メリット3 特約店でマイル付与率アップ
ANAカードマイルプラス特約店では、カードのマイルとは別にマイルが貯まります。特約店には、コンビニやガソリンスタンドなど日常で利用する店舗も多くあります。特約店で効率よくマイルを獲得しましょう。
- 公共料金
ENEOSでんき、ENEOS都市ガス、北海道電力 - コンビニ・ドラッグストア
セブンイレブン、マツモトキヨシ - ホテル
レスブラントホテル海老名、リーガロイヤルグラン沖縄、宮崎観光ホテル、西鉄ホテルズ - 百貨店
大丸松坂屋、阪急百貨店、高島屋 - レストラン
スターバックス、メルセデスミー - レンタカー
ニッポンレンタカー - 書籍・雑誌・新聞・CD・DVD
ダイヤモンド社、東洋経済新報社会、TSUTAYA movie など多数
メリット4 家族のマイルを合算できる
家族もANAカードに入会すれば、マイルを特典に交換する際にマイルを合算できます。家族揃って海外旅行に出かける方や、旅行好きの夫婦などは、家族でマイルを貯めるのがおすすめです。
メリット5 ビジネスきっぷが買える
ANAカードでは、当日の予約変更ができて使い勝手がいい「ビジネスきっぷ」が買えます。ビジネスきっぷは、ANAカード(クレジット機能付き)会員専用割引運賃です。まさにANAカードならではの特権と言えます。
メリット6 売店や機内販売の割引
ANA系列の売店、免税店、機内販売に加え、ANAセールスの国内・海外ツアーも割引価格で利用できます。通常より5〜10%程割安となるので、非常にお得です。
マイル還元率最強は?ANAカード比較表ランキング
ANAカードは複数のカード会社から発行されており、年会費やマイル還元率は異なります。どのカード のマイル還元率が高いか気になるという方も多いでしょう。
そこで「一般カード」「ワイドカード 」「ゴールドカード」「プレミアムカード 」4つのランクごとに、各ANAカードのマイル還元率と年会費を比較しています。
マイル還元率と年会費が一覧で比較できますので、ぜひ目を通してみてください。
【一般カード】比較表
カード | 年会費 | マイル還元率 |
![]() ANAアメリカン・エキスプレス・カード |
7,700円 | 1.00% |
![]() ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード |
2,200円 | 0.50% |
![]() ANA VISA Suicaカード |
2,200円 | 0.50% |
![]() ANA To Me CARD PASMO JCB |
2,200円 | 0.50% |
![]() ANA JCBカード |
2,200円 | 0.50% |
![]() ANA VISA/マスターカード |
2,200円 | 0.50% |
![]() ANA VISA nimocaカード |
2,200円 | 0.50% |
【ワイドカード】比較表
カード | 年会費 | マイル還元率 |
![]() ANA VISA/マスター ワイドカード |
7,975円 | 0.50% |
![]() |
7,975円 | 0.50% |
【ワイドゴールド/ゴールドカード】比較表
カード | 年会費 | マイル還元率 |
![]() |
15,400円 | 1.00% |
![]() |
15,400円 | 1.00% |
![]() |
15,400円 | 1.00% |
![]() |
34,100円 | 1.00% |
![]() ANA ダイナースカード |
29,700円 | 1.00% |
【プレミアムカード】比較表
カード | 年会費 | マイル還元率 |
![]() |
88,000円 | 1.50% |
![]() |
175,000円 | 1.50% |
![]() |
77,000円 | 1.30% |
![]() |
165,000円 | 1.00% |
陸マイラー必携!おすすめANAカード5選
ここからは、陸マイラー必携のおすすめANAカードを紹介します。ANAマイルが貯まりやすいカードを厳選していますので、ぜひ参考にしてみてください。
fa-flagANA TOKYU POINT Club PASMOマスターカード

年会費 | 基本 還元率 | ブランド | 申し込み 年齢 |
2,200円 (初年度無料) |
0.50% | Mastercard | 18歳以上 |
ANA TOKYU POINT Club PASMOマスターカード は、リーズナブルな年会費が魅力のANAカードです。年会費は初年度無料。2年目以降は2,200円です。
しかし、マイペイスリボを利用することで割引が適用。年会費751円(+税)でANAカードを所有できます。手ごろな年会費でマイルを貯められることは、とくに陸マイラー初心者にとっては大きなメリットです。
基本マイル還元率は0.50%ですが、10マイルコース(移行手数料6,600円)を選択すれば、マイル還元率は常時1%以上です。さらにボーナスポイントを加算することでマイル還元率は1.3%までアップします。
また、毎年カード継続ごとにボーナスマイルとして1000マイルもらえます。1マイル=2円と換算すれば、毎年約2000円相当の付与。ボーナスマイルだけがもらえるだけで、年会費分をペイできます。
fa-flagみずほマイレージクラブカード ANA

年会費 | 基本 還元率 | ブランド | 申し込み 年齢 |
無料 | 0.50% | Mastercard | 18歳以上 |
みずほマイレージクラブカードは、ANAマイレージクラブカードとみずほマイレージクラブカードが一体化した1枚です。カード利用額に応じてセゾン永久不滅ポイントが貯まります。
みずほマイレージクラブカードがおすすめな理由は、永久不滅ポイントを優遇レートでマイルに移行できるからです。通常は、セゾン永久不滅ポイント200P→600マイルです。
しかし、みずほマイレージクラブカードはセゾン永久不滅ポイント100P→350マイルに交換できます。マイル移行手数料は無料。移行上限もありません。
さらに、みずほ銀行の「振り込み手数料無料」「時間外ATM手数料無料」など、みずほ銀行ユーザーにとっては嬉しい特典が付いています。
fa-flagANAアメックスゴールド

年会費 | 基本 還元率 | ブランド | 申し込み 年齢 |
34,100円 | 1.00% | AMEX | 20歳以上 |
ANAアメリカンエキスプレスゴールドカードは、アメックスとANAが提携発行しているゴールドカードです。ANAマイルが貯まりやすく、空港ラウンジやトラベルサービスなどの付帯サービスも充実しています。
まさにアメックスとANAカードの良いとこ取りをした1枚です。ANAアメリカンエキスプレスゴールドカードは、ANAマイルを貯めやすいのが最大のメリットです。
通常のアメックスゴールド や他のANAゴールドカードでもANAマイルは貯まります。しかし、ANAアメックスゴールド は、ポイントの有効期限が無期限。貯まったポイントは1,000P→1000マイルと交換可能です。
移行手数料無料かつ自分が好きなタイミングでマイルに移行できます。他のアメックスカード は年間4万マイルしか移行できませんが、ANAアメリカンエキスプレスゴールドなら移行上限もありません。
有効期限のないポイントの状態で貯めておき、マイルとして使いたい時に一気に交換できるため、効率的にマイルを活用できます。
fa-flagANA VISAワイドゴールドカード

年会費 | 基本 還元率 | ブランド | 申し込み 年齢 |
15,400円 | 1.00% | VISA | 20歳以上 |
ANA VISA ワイドゴールドカードは、三井住友カードが発行するクレジットカードです。年会費は15,400円ですが、WEB明細登録とマイペイスリボの登録&利用で年会費が9,500円(税別)に割引されます。
ANA VISA ワイドゴールドカードは、カード利用額1,000円ごとに1ポイント貯まり、1ポイント=10マイルに移行できます。マイル還元率は常に1.00%以上です。
ポイントをマイルへ移行する方法には「自動方式」と「応募方式」の2つがあります。おすすめは応募方式です。貯めたポインを自分の手続きでマイルに移行できるため、ポイントの有効期限(3年間)をフル活用できます。
また、ANA VISA ワイドゴールドカードでは「入会と継続時に2000マイル」「ANA航空券購入100円につき1マイル」「搭乗ボーナスマイル25%」など、様々なボーナスマイルをもらえます。
もちろんゴールドカードならではの特典も充実の内容です。国内主要空港とホノルル空港ラウンジが無料で使え、最高5,000万円の海外旅行傷害保険も付帯しています。保険は全て自動付帯なので安心です。
fa-flagANA VISA プラチナプレミアム

年会費 | 基本 還元率 | ブランド | 申し込み 年齢 |
88,000円 | 1.50% | VISA | 30歳以上 |
ANA VISA プラチナプレミアムカードは、30歳以上のみ申し込みできるカードです。ANA VISA プラチナプレミアムカードには豪華な特典が多数付帯しています。
プラチナグルメクーポンがその一例です。プラチナグルメクーポンでは東京と大阪の一流レストランを2名以上で利用すると、1名分のコース料金が無料になります。
その他、国内ANAホテルを優待特典で利用できたり、ツアーを割安で予約できたりします。ANA VISA プラチナプレミアムカード最大のメリットは、ANAラウンジを無料で使えることです。
ANAラウンジは通常のゴールドカードでは使えません。ANAラウンジでは軽食サービスが付いており、一般的な空港ラウンジと比較してワンランク上の上質な時間を過ごせます。
また、マイル還元率が高いこともANA VISA プラチナプレミアムカードの魅力です。ANA VISA プラチナプレミアムカード のマイル還元率は1.50%以上です。普段のショッピングで圧倒的にマイルが貯まります。
ボーナスマイルも豪華な内容となっており、搭乗時ボーナスマイルは50%の加算です。年会費は高額なものの、マイル還元率はANAカードの中でもトップ。特典をフル活用できる方であれば、価値ある1枚でしょう。
まとめ
ここまで、マイルを貯めやすいおすすめのANAカードを紹介してきました。ANAマイルは1マイルあたり2円相当に換算できる場合が多く、通常のポイントよりお得感があります。
ANAカードで貯まったマイルを使ってタダで旅行する事も十分可能です。最短でのマイル獲得選びには何よりカード選びが重要です。ぜひ今回紹介した、ANAカードを使って生活のあらゆる場面でお得にマイルを貯めてくださいね。
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